ESリッチグレーズ(焼成温度1100℃)・・・どなたでも手軽に焼成可能
- 特徴
-
扱いが易しくボディ(素焼き)部分に施釉しても
貫入が入らず綺麗に溶ける - 焼成温度
-
約5時間~8時間かけて1,100℃で焼成します
- 適正温度
-
1100℃
- 施釉の際のご注意
-
当釉薬は、水っぽい(釉薬の含有量は変わりません)印象です。よって、施釉から乾燥まで時間がかり、1度目の施釉が乾き切る前に施釉し、1回目の釉薬を流してしまうことがあります。1度目を1時間以上乾燥させ、全体が白くかかっているのがハッキリわかるようになってから、塗り足りない箇所に2度目を施釉してください。
また、かかりすぎの場合は筆で掃ってください。
730112 ESプレミアムグレーズ(500ml)
割引有 2,845円
730113 ESプレミアムグレーズ(100ml)
割引無 770円
ESプレミアムグレーズ(焼成温度950℃~1,100℃)・・・透明感の高い光沢液
- 特徴
-
低温焼成でも使用可能、光沢感があり、透明度が高い
- 焼成温度
-
貫入の問題がおきる、もしくは起きるのを防ぐため、指定温度まで時間をかけて温度を上昇させます
- 適正温度
-
950℃~1100℃
- 施釉の際のご注意
-
当釉薬は、水っぽい(釉薬の含有量は変わりません)印象です。1度目を1時間以上乾燥させ、全体が白くハッキリわかるようになってから、塗り足りない箇所に2度目を施釉してください。また、急激な温度の上昇、下降はボディに貫入を発生させる原因になるため厳禁です。焼成時間が短時間でも、必ずしも貫入が発生するとは限りません。長時間の焼成と比較して発生の確率が高くなります。
730118 ESリッチグレーズ(500ml)
割引有 2,845円
730119 ESリッチグレーズ(100ml)
割引無 770円
釉薬Q&A
リッチグレーズ
- 釉薬が白っぽく残ってしまいました
-
リッチグレーズは、1100℃に温度が上がらないと溶けません。
釉薬のかけすぎ、外気温、窯の劣化など様々な条件で窯の表示温度が内部温度に達しないこともあります。
通常は同じ温度設定で、2度焼成していただければ解決できます。 - リッチグレーズに最適な焼成方法は?
-
一番簡単な方法は、リッチグレーズを塗布し、十分乾燥させてから、1100℃で1度焼成する方法です。しかし、より美しく焼成する場合は、素焼きで1100℃焼成後、ひび割れ箇所などがあれば補修し、リッチグレーズを施釉して、温度は1100℃で2度目の焼成することで美しく仕上がります。
プレミアムグレーズ
- プレミアムグレーズは1度焼成できますか?
-
プレミアムグレーズは1050℃でも溶けますが、陶磁器粘土は1100℃でないと焼結しないので、1度目の焼成温度を1100℃に設定した場合にのみ、一緒に焼成して1度焼成できます。
- プレミアムグレーズに最適な焼成方法は?
-
まずは、作品を素焼きで1100℃焼成後、プレミアムグレーズを施釉して、温度は1050~1080℃で2度目を焼成することで美しく仕上がります。
共通 プレミアム&リッチ
- 釉薬2種類(プレミアムとリッチ)は混ぜられますか?
-
プレミアム と リッチ を液体どうしで混ぜてはいけません。ただし、吹き付けたり塗ったりする際に、別々の場所に釉薬を塗る際、多少釉薬が重なって塗られていても問題はありません。また、プレミアムとリッチでは溶ける温度が違いますのでご注意ください。
- 焼成後、釉薬が付いていないところがありました
-
焼成後の2度目の施釉は同じ釉薬を使用し、釉薬が流れやすいで注意して塗ります。施釉後は乾燥時間を長め(1時間以上)間をあけ、かかっているかどうか確認し、白くなっていれば通常通り焼成してください。
- 焼成後、貫入が入ってしまいました
-
深い貫入の場合は取れないこともありますが以下の方法で施釉をしてみてください。
①1度目の焼成で貫入が深い場合、貫入箇所を中心に広い範囲に1度目と同じ釉薬を塗る
②焼成時間をできるだけゆっくり長くキープする(支柱を多く入れる・1100℃の到達点からのキープ時間を長めに設定する) - 釉薬が薄い気がします。攪拌できません
-
プレミアムグレーズは早い段階でケイ石等の成分が底に沈殿しやすい釉薬です。攪拌できていないと容器の底に釉薬が沈殿し、上澄み部分で施釉すると釉薬が薄くなります。ご使用の際は底を強くこそぎとるように攪拌してください。
また、どうしても硬くなった場合はニガリを少し入れると解消されます。 - 釉薬をかける順番とポイント
-
施釉する場合、次の手順で施釉することでより美しく完成できます。